논점 동양사학

1 개요[ | ]

논점 동양사학 : 아시아, 아프리카에의 질문 158
論点・東洋史学 : アジア・アフリカへの問い158

2 목차[ | ]

はじめに

序 説(吉澤誠一郎)
 1 東洋史学とは何か
 2 言葉と歴史
 3 歴史叙述と文明
 4 歴史研究の客観性とは何か――宗教を例として
 5 国家とは何か
 6 ビッグ・ヒストリーとグローバル・ヒストリー
 7 歴史研究は何のために行うのか

Ⅰ 文明と国家の形成
 1 古代メソポタミアの王権――王はいかなる存在だったか(柴田大輔)
 2 イスラム以前のアラブ――その歴史的意義をどうとらえるか(蔀 勇造)
 3 ゾロアスター教――教祖のメッセージは何か(青木 健)
 4 ピラミッド時代――ピラミッドとは何か(大城道則)
 5 アマルナ革命――世界最古の一神教とは何か(大城道則)
 6 無文字社会の歴史――サハラ以南アフリカ史研究は可能か(石川博樹)
 7 インダス文明――その展開と滅亡の要因は何か(小茄子川歩)
 8 扶南・林邑・チャンパ――東南アジアの古代国家はいかに形成されたか(山形眞理子)
 9 東南アジアのインド化――インド化とは何だったのか(青山 亨)
 10 夏王朝――果たして実在したのか(佐藤信弥)
 11 周王朝の封建制と滅亡――新出資料は歴史像を変えるか(水野 卓)
 12 中華と夷狄――中国世界の成り立ちはどのようにとらえられるか(渡邉英幸)
 13 秦の始皇帝――ファースト・エンペラーの素顔に迫れるか(宮宅 潔)
 14 漢の郡国制――中央集権への「回り道」か(杉村伸二)
 15 漢の冊封体制――「漢委奴国王」金印はなぜ与えられたか(阿部幸信)
 16 環境変動と中国古代史――なぜ「帝国」は拡大・崩壊したのか(村松弘一)
 17 均田制――その実像やいかに(佐川英治)
 18 魏晋隋唐の兵制――誰が兵士になったのか(平田陽一郎)
 19 拓跋国家――胡漢の融合は何を生み出したのか(松下憲一)
 20 ソグド人の活動――中国史にどのような影響を与えたのか(森部 豊)
 21 5~6世紀の朝鮮半島情勢と倭――倭は朝鮮半島を支配していたのか(井上直樹)
 22 唐の冊封体制――どのように展開したか(赤羽目匡由)
 23 唐宋変革――中国史の転換点はいつか(丸橋充拓)
 24 遊牧世界と定住世界――中央ユーラシアの共生関係とは何か(赤木崇敏)
 25 遊牧帝国の形成と分裂――その構造と社会はどのようなものか(鈴木宏節)
 26 中央ユーラシアの言語と文字――なぜ変わるのか,変わらないのか(坂尻彰宏)
 27 仏教の東伝と定着――仏教を隆盛に導いたのは誰か(中田美絵)
 28 「イスラム世界」という言葉――使うか,使わないか(森本一夫)
 29 政教一元論――イスラムは政教一致の宗教か(中町信孝)
 30 ムハンマド――イスラムの起源をどうとらえるか(亀谷 学)
 31 カリフ――神のカリフか,預言者のカリフか(亀谷 学)
 32 アッバース朝革命――その内実はいかなるものか(橋爪 烈)
 33 ウラマー――彼らはどのように知識と権威を得たのか(森山央朗)

Ⅱ 交流するアフロ・ユーラシア
 1 世界史認識――「普遍史」とは何か(大塚 修)
 2 スルターン――なぜ支配者の称号となったのか(橋爪 烈)
 3 庇護民(ズィンミー)――イスラム世界の非ムスリムはどのように暮らしていたか(辻明日香)
 4 アンダルス――イスラム期のイベリア半島をどうとらえるか(佐藤健太郎)
 5 セルジューク朝――トルコ系遊牧王朝の歴史的意義は何か(大塚 修)
 6 マムルーク朝――奴隷たちはいかにして帝国を支配したか(五十嵐大介)
 7 トルコ系諸部族――トルコとは何か(笠井幸代)
 8 インド封建制論――インド史に封建制はあったのか(古井龍介)
 9 インドの王権と国家――前近代インドの王権をいかに見るか(三田昌彦)
 10 インドへのイスラム伝来――イスラム化の実態はどのようなものか(二宮文子)
 11 シュリーヴィジャヤ――700年続く大国か(山崎美保)
 12 アンコール――帝国の連続性と経済基盤をどう考えるか(田畑幸嗣)
 13 宋元代の都城と文化――都城はなぜ移るのか(久保田和男)
 14 宋元代の王族と貴族――国家体制によって性格がどう異なるのか(牛根靖裕)
 15 宋元代の地方エリートと新興豪民――彼らは何者か(山根直生)
 16 宋元代の大運河と海運――その役割・変遷はいかなるものだったのか(矢澤知行)
 17 宋元の社会制度――背景にあるものは何か(小川快之)
 18 宋元代の多民族社会――戸籍・民族区分はどんな社会的意味を持ったのか(櫻井智美)
 19 宋元明移行論――「伝統社会」を議論するには(小二田章)
 20 漢語文化――漢字文化はどこまで広がったのか(櫻井智美)
 21 宋代の儒教――新たな思想は社会といかに関わっていたか(梅村尚樹)
 22 道教と民間信仰――宋代以後の道教と民間信仰はいかに変容してきたか(酒井規史)
 23 中世キリスト教圏――アフロ・ユーラシア世界で孤立していたのか(小澤実)
 24 高麗における自尊の表象――朝鮮の王朝はいかに自国を位置づけたか(森平雅彦)
 25 チベットと仏教――その歴史的重要性は何か(山本明志)
 26 宋元中国の食文化――その実態にいかに迫るか(塩 卓悟)
 27 航海をめぐる信仰――海域交流の発展と信仰はいかに関わるか(山内晋次)
 28 宋元代のディアスポラ――中国海商とはどのような存在であったのか(向 正樹)
 29 モンゴルの衝撃――モンゴル・インパクトとは何か(四日市康博)
 30 モンゴルとイスラム――イスラム史にどのような影響を与えたのか(渡部良子)
 31 モンゴルの覇権と危機――「14世紀の危機」とは何か(諫早庸一)
 32 ユーラシアにおける銀と貨幣の流通――各地に何をもたらしたのか(安木新一郎)
 33 科学の東西交流――天文学・医学はどのように相互交流したのか(諫早庸一)
 34 陶磁器の生産と流通――ユーラシアにどのような影響を与えたのか(森 達也)
 35 織物と図像の東西伝播――意匠はどのようにして伝わったのか(本間美紀)

Ⅲ 初期グローバル化の時代
 1 オスマン帝国の勃興――遊牧民か,信仰戦士か(小笠原弘幸)
 2 近世イスラム国家――時代区分はどうあるべきか(近藤信彰)
 3 シーア派政権サファヴィー朝――何をもたらしたか(守川知子)
 4 オスマン帝国と地中海世界――「海の帝国」としての側面をどうとらえるか(澤井一彰)
 5 インド洋海域の発展――ある海洋から見えてくる世界とは(大東敬典)
 6 西アフリカのイスラム――どのように拡散・定着したのか(苅谷康太)
 7 アクバル体制論――ムガル帝国の国家制度の意義は何か(真下裕之)
 8 インド在地社会論――インド農村社会はどのように変化したのか(小川道大)
 9 ヨーロッパのインド進出――「ヨーロッパの拡大」だったのか(和田郁子)
 10 インドの植民地化――インド史の断絶か,連続か(太田信宏)
 11 海域史の中の日本――海域の交流は何をもたらしたのか(関 周一)
 12 海賊と倭寇――倭寇は海賊か,海賊とは何か(須田牧子)
 13 アジアの中の琉球――どのような位置づけにあったのか(麻生伸一)
 14 商業の時代――近世東南アジアをいかに理解するか(弘末雅士)
 15 マレー世界の拡大――マレー人を自称する人々が増加したのはなぜか(西尾寛治)
 16 オランダ東インド会社の役割――アジアでどのような活動をしたのか(島田竜登)
 17 「華人の世紀」再考――華人だけが主役だったのか(太田 淳)
 18 東南アジア大陸部の領域国家とゾミア――「大統合」は何をもたらしたのか(蓮田隆志)
 19 明代の皇帝――皇帝権力をどう論じるか(城地 孝)
 20 明清時代の農業――発展か停滞か(田口宏二朗)
 21 明清時代のカトリック宣教――現地社会との接触の実態およびその意義とは(新居洋子)
 22 明清時代のムスリム――マイノリティとしていかに存続したか(中西竜也)
 23 明清交替と朝鮮――明の滅亡は何をもたらしたのか(鈴木 開)
 24 清の国家体制――帝国はどのように統合されていたか(杉山清彦)
 25 清の対外関係――なぜ新たな視座が求められるのか(岡本隆司)
 26 清とチベット――いかなる関係だったのか(小林亮介)
 27 ポスト・モンゴルの民族――モンゴル帝国継承政権の分立は何をもたらしたか(赤坂恒明)
 28 中央ユーラシアと周辺文化圏――隣接諸国との関係をいかに構築したか(野田 仁)
 29 中央ユーラシアのイスラム――その地域的特質とは何か(木村 暁)

Ⅳ 近代世界の形成
 1 イスラム世界と軍事上の近代――軍事改革をどうとらえるか(小澤一郎)
 2 オスマン帝国の非ムスリム――ミッレト制で説明できるか(上野雅由樹)
 3 オスマン帝国近代の改革――近代化=西欧化=世俗化か(秋葉 淳)
 4 オスマン帝国の解体――何が失われ,何が忘れられたのか(藤波伸嘉)
 5 ムハンマド・アリーのエジプト支配――その歴史的意義は何か(勝沼 聡)
 6 奴隷交易廃止とインド洋交易――奴隷交易廃止は何をもたらしたのか(鈴木英明)
 7 イギリス帝国における南アフリカ――その歴史をどう理解するか(堀内隆行)
 8 アフリカ植民地支配と労働移動――労働力はいかに集められたのか(網中昭世)
 9 アフリカ植民地支配と医療――「熱帯医学」とは何か(磯部裕幸)
 10 メディアとアフリカ植民地支配――近代メディアが果たした役割は何か(澤田 望)
 11 アフリカ人としての民族意識――いかにして形成されたのか(溝辺泰雄)
 12 フランスのアフリカ支配――植民地支配は何をもたらしたか(平野千果子)
 13 インド大反乱――誰が何のために起こしたのか(井坂理穂)
 14 オリエンタリズム――インドをめぐる近代知をどうとらえ,どう受け継ぐか(冨澤かな)
 15 植民地支配下のインド経済――植民地支配は衰退をもたらしたか(神田さやこ)
 16 東南アジア植民地経済の展開――世界との関わりがどう変わったか(加納啓良)
 17 19世紀の労働・商業移民――移民は東南アジア各地でどのような役割を果たしたのか(小林篤史)
 18 アジア域内貿易――なぜアジア各地で貿易が発展したのか(小林篤史)
 19 植民地期東南アジアの社会変容――植民地支配は何を変えたのか(太田 淳)
 20 シャムの自立――ナショナルヒストリーをいかに再考するか(小泉順子)
 21 アヘン戦争――その意味をいかに再考するか(村上 衛)
 22 太平天国――「革命史観」をいかに乗り越えるか(倉田明子)
 23 朝鮮における開化派――近代世界にいかに対応しようとしたか(月脚達彦)
 24 中国ナショナリズムの形成――その要因は何か(小野寺史郎)
 25 辛亥革命――清朝はなぜ政権を失ったのか(吉澤誠一郎)
 26 新文化運動――何がどのように主張されたのか(森川裕貫)
 27 中国における外国資本――中国資本を抑圧したのか(富澤芳亜)
 28 近代中国における法制度――新たな法は何をもたらしたのか(久保茉莉子)
 29 植民地朝鮮の政治と社会――植民地とは何か(永島広紀)
 30 日本植民地下の経済発展――日本植民地経済の特徴は何か(湊 照宏)
 31 中央アジアの近代ロシア――帝国とソ連は何をもたらしたのか(長縄宣博)
 32 モンゴルの近代――内外モンゴルはなぜ分かれているのか(橘 誠)
 33 インド国民会議派――誰が何をめざしたのか(上田知亮)
 34 ガーンディー――彼の政治構想の特徴とは何か(間永次郎)
 35 東南アジアのナショナリズム――民族の目覚めとは何か(山本信人)
 36 東南アジアの華僑・華人――アイデンティティをどう考えるか(貞好康志)
 37 日本の東南アジア占領――日本占領の与えたインパクトをどうとらえるか(中野 聡)

Ⅴ 現代史の展開
 1 イスラムとジェンダー――ムスリム女性の地位と主体性をどうとらえるか(阿部尚史)
 2 イスラムと民主主義――誰が,何のために論じるのか(藤波伸嘉)
 3 パレスチナ問題――ナクバはどう記述されるのか(錦田愛子)
 4 「アラブの春」以降の中東――宗派対立はなぜ拡大したのか(山尾 大)
 5 クルド人――民族問題はなぜ生じたか(齋藤久美子)
 6 アパルトヘイト――なぜ極端な人種隔離体制がとられたのか(永原陽子)
 7 脱植民地化の中のアフリカ――イギリスはなぜ撤退したか(前川一郎)
 8 現代アフリカの紛争――国際社会は有効な関与ができるか(武内進一)
 9 印パ分離独立――南アジア史における分離独立の意味とは何か(粟屋利江)
 10 インドのナショナリズムと地域主義――地域主義台頭の契機は何か(志賀美和子)
 11 インドの経済発展――その実態はどのようなものか(杉本大三)
 12 インド社会とジェンダー――女の生はいかに不可視化されたか(井上貴子)
 13 近代インド芸能の発展――音楽はどのように研究されたか(井上貴子)
 14 カースト政治――なぜカーストが重要なのか(舟橋健太)
 15 東南アジアの国民国家――何に注目し,どう論じるか(高木佑輔)
 16 東南アジアの政治と軍隊――安定の要か,抵抗勢力か(中西嘉宏)
 17 開発独裁――経済発展と民主化は両立するのか(末廣 昭)
 18 ASEANと地域協力――地域協力の枠組みは何をめざしたか(鈴木早苗)
 19 東南アジアにおける民主化――その性格と背景は何か(根本 敬)
 20 日中戦争の展開――戦争はなぜ長期化したのか(関 智英)
 21 国共内戦――なぜ中国共産党は勝利したのか(杜崎群傑)
 22 中国社会主義の形成――どう構築され,何を残したのか(加島 潤)
 23 文化大革命――文革はなぜ起こったか(金野 純)
 24 中国経済の躍進――その原動力は何か(伊藤亜聖)

欧文参考文献  
人名索引  
事項索引  

3 같이 보기[ | ]

4 참고[ | ]

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